これまでのカウンセリングの実績について
カウンセリングルーム青空では、主にトラウマの問題を中心に扱うことが多くありました。
トラウマが原因になる疾患には、PTSD、複雑性PTSD、愛着障害、その他感情障害や言葉にならない寂しさ、不安など多岐にわたるものがあります。
一見すると性格や気質の問題に見えるものでさえ、過去のトラウマや誤った学習の影響を受けていることが少なくありません。その結果生まれた症状に対して、投薬治療などで対処されることが一般的に多く見受けられますが、投薬治療は対症療法的で、根本的な解決には結びつかないことがほとんどです。不安や焦燥感、寂しさなどを、一つ一つ解きほぐしていくと、自分の中に眠っていた過去にふと出会うことがあります。
カウンセリングルーム青空は特にトラウマの治療に強く、PTSDや複雑性PTSD、いわゆる多重人格と呼ばれる状態(解離性同一性障害:DID)に関して確かな治療実績があります。傾聴型の対話を重視しつつも、それだけでは手が届かない解離症状などに対して、専門的な知見からアプローチを行ってきました。
もちろん、うつや適応障害、愛着障害や不安障害、パニック障害などに対しても治療にあたってきました。
働くことへの恐怖感が強く、休職していた方がフルタイムでの復帰を積極的に目指せるようになったり、引きこもりだった中学生が高校進学に向けて動き出せるようになったり、自分が持てず対人関係に苦痛を感じていた方が自己表現ができるようになったりと、様々な効果が出ています。
カウンセリングを受けるというのは、すなわち自分自身を見つめなおすことでもあります。その不安と怖さは私自身も痛いほど感じています。
しかし、そんなときだからこそ「一緒に頑張る」ことができる信頼関係を大切にしています。