お金がないけどカウンセリングは受けたいんです、どうしたらいいですか?
当カウンセリングルームでは、クレジット払いも対応しております。
そのため、クライエント様の方で分割などをしていただくことは可能かと思います。
一回5000円~1万円という「高い支払い」という行為にはカウンセリングにおける重要な意味があり、クライエントとカウンセラーが私的関係にもつれ込まないよう、適切な距離感を保つための機能を持ちます。
その機能が失われると、カウンセラーはカウンセラーでいられなくなりますし、クライエントはクライエントでいられなくなります。
支払いというのは、カウンセラーが専門家としてきちんとした責任を持つ約束という意味合いを含み、守秘義務が守られる安心感や、カウンセラーが研磨を続ける義務の根拠たるものとなります。
きちんと「回復する」ことを目的とする場合、一定の額のお支払いというのは心理治療の土台・線引きとして重要な要素です。
安易に価格を下げれば、無意識の部分が非常に大きな影響を受けます。
当カウンセリングルームでは、金額の相談に全く乗らないわけではありません。
しかし、上記の理由から慎重になります。
「優しさ」と「曖昧」を履き違えないよう、一人の専門家としての志と自覚をもってご相談に乗らせていただきます。
カウンセリングはどのくらい続きますか?
カウンセリングはいつでも中断する権利がクライエントさんたちにあり、それによって不利益を被ることは一切ありません。
治療を継続する場合、当カウンセリングルームでは平均的に3~10回目までに治療の具体的な見立てをご説明させていただき、20~30回前後で客観的な変化が見られることが多く、40~50回くらいでお困りの症状がご本人の明らかな感覚として改善する方が多いです。
幼少期~思春期に培われた心の安全・安心の元となる体験がきちんとある場合、15回くらいで改善を実感されるケースもあります。
これは家族から満たされた経験とは限りません。施設や学校での先生との体験、友達に大切にされた体験、はたまたペットがなついてくれた経験など、暖かさがあれば、そのリソース(心理的資源)を活性化させながら進めることで、本来クライエントさんが持つ力が活かせます。
しかし、これは疾患の種別や程度、個人差による影響が大きく、必ずしもお約束できるわけではありません。
また、たとえばトラウマ症状が消失しても、その後残った愛着のケガや人間関係でのアフターフォローがあるため、長くかかることが多いです。
どんな心理療法を受けたいか分かりません。
カウンセリングを受ける前は、プロのカウンセラーでさえ「これがベストだ」と断言することはできないものですから、一般の方が分からないのは全く不思議なことではありません。
初回から数回以内のカウンセリングで大体のお話を聞きながら、一人一人に合ったカウンセリングをオーダーメイドで提供していきます。
一緒に相談しながら進めていきますので、ご心配なさらなくて大丈夫ですよ。
返金などはありますか?
原則として、一度お振込みいただいたご料金は返金することはできません。
ただし、カウンセラーの過失によって、カウンセリング自体が実施できなかった場合などはこの限りではありません。
料金はカウンセリングの効果や満足度ではなく、カウンセリングの枠を予約する時間に対してかかります。